通訳のお仕事

通訳のお仕事

よく色々な方から「通訳のお仕事は好きですか?」ときかれます。私はその時すんなりと「好きです」とはいえないときが多々あります。通訳のお仕事自体はとても地味なお仕事だと思います。予習をしているときなんかは、受験勉強をしているようなものです。飲料水関係は独日、医療関係は英日、機械関係は仏日、自動車関係は独英仏日、ファッションは仏日など、各専門分野によって言語も変わり、内容も変わる為、毎回新しく勉強します。つい昨日までは自動車関係でした。自動車部品関係や製造関係は英独日仏で通訳したことはありますが、完成した車のテストドライブの場合は経験がありませんでした。1週間「車漬け」です。運転免許ももっていいない私が!チーフエンジニアの出ているビデオを見たり、彼の意見が書かれている記事などををあちこちから集めたり、その車についての色々な意見を読んだり…初めて直接チーフエンジニアにお会いしたときにはもう彼のことは、彼の言いたいであろうことは頭の中では把握していました。私はどのお仕事でも100%の力で対応します。今回のクライアントはとてもいい方々でした。お水を用意してくださったり、休憩時間を確認してくださったり、「ありがとう!」と言ってくださったり…私は結構苛酷な環境の中で仕事をすることがあるので、とても感動しました。私はこの会社の名前やクライアントの皆さんやチーフエンジニアの名前をここでいうことはできませんが、彼らのお仕事が世界で認めれることを心から祈っています。このような素敵な方々に会う機会があると、通訳のお仕事をやめられなくなります。通訳をしていて良かったなと思うことは、世界中の素敵な方々に出会える機会が多いことです。通訳をしていて交渉通訳などは時にはつらく落ち込むときもありますが、一人ひとりのお客様の笑顔や優しい言葉が原動力となって「もっと頑張ろう!」と言う気になります。

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