くっつかなくて錆びないフライパン?

くっつかなくて錆びないフライパン?

実は以前パリのあるデパートでドイツ製フライパンを購入しました。ところがこびりついてしまって、「何でこんなフライパンを買ってしまったのか」と後悔しました。 私の先日のお仕事はある調理器具のメーカーさんで、製品を説明する為にフライパンに関して大変勉強しました。するとフライパンには色々材料があって、鉄、ステンレス、アルミなどそれぞれ使用方法や長短所やお手入れ方法に違いがあることをはじめて知りました。フライパンを購入する側ですと、あまり気にせずにセールスポイントの「錆びない」とか「くっつかない」という言葉にだけ目が向き、その特性を知らずに間違って使っていて、その性能を無駄にしていた事に初めて気づきました。そしてただ単に不平を言っていたわけです。 フライパンが調理の武器であるように通訳者は外国人とのコミュニケーションの言葉の武器になります。通訳者との円滑な連携(使用方法)、通訳者の個性(長短所)そして情報提供や適度な休憩(お手入れ方法)をしてあげると、通訳者も本来の実力以上に力を発揮できると思います。 通訳者(鉄のフライパン)を介するコミュニケーションは、直火焼きと違って、外はこんがり中はジューシーな美味しいステーキができます。その為には、取扱説明書をしっかりと読み、油返し(打ち合わせ)をしっかりとしましょう。ステーキ(コミュニケーション)がうまく焼けないのは、フライパンの責任ではありません。  

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展示会通訳(説明員)

展示会通訳(説明員)

パリでは、国際展示会が数多く開かれています。私は、来週パリで開催される展示会Maison&Objetの通訳の準備をしています。正確に言いますと、説明員兼通訳者です。展示会のお仕事は、交渉通訳以外にも、色々なスキルを必要とします。来場者は世界各国からいらしていて、言葉も習慣も様々です。欧州の展示会は、来場者の立場からすると、既存のクライアントとの交渉の場であり、新規サプライヤー獲得の場であります。 短時間で来場者に彼らが必要とする情報を速やかに伝達するというスキルは、正確性だけではなく、独創性、そして臨機応変に対応していかなければなりません。そういった意味で、通訳するだけではなく、今までの通訳としての経験を発揮できる場であり、大変やりがいのあるお仕事です。初めて欧州の展示会に出展される方は、経験のある展示会通訳者を探されるとよろしいと思います。

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